●老朽度診断 目視検査
1、構 造
基礎・・・ひび割れの有無、不同沈下、換気口目詰まり等
土台・・・腐朽、虫害、基礎からの移動特に水まわりと北
側を重視して調べる。
床や外壁の劣化の状態によっては、専門家に診断を
依頼した方が良い。
柱・・・・・柱の根本の腐朽、虫害、傾斜
柱の根本が腐朽したら改築時期を考える。
2、仕上げ部材
床・・・・・たわみ、傾斜、きしみ
壁・・・・・外壁-モルタル仕上げ→ひび割れ、剥落、雨漏り
サイディング仕上げ→割れ、目地の剥落
外壁は、特に耐水、耐火、耐候性、断熱性、遮音性、
気密性を要求されるので特に注意した方が良い。
内壁-ひび割れ、剥落、腐朽、汚れ、しみ
屋根・・・瓦やスレートなどの割れ、ずれや金属屋根の錆や
隙間。取り替え時期には、屋根下地材も点検する。